①ゴミの分別を徹底する


まず、ゴミの分別を徹底する。この分別は、BBMPによって指導されているもので、自治会によって徹底しているところとそうでないところがあります。徹底していない居住エリアにお住まいの方は、積極的にリサイクルショップなどを利用するといいでしょう。


05:インドに暮らすわたしたちが、具体的にすべきこと


②公営リサイクルセンターを利用(BBMP管轄のドライウエイスト収集センター)


バンガロール市内には、 BBMP管轄のドライウエイスト収集センターが地区ごとに一カ所、計189カ所もあります。ここでは新聞や段ボール、プラスチック類、キングフィッシャーのビール瓶などを買い取ってくれます。

③私営リサイクルショップを利用


BBMP管轄以外にも、市内には私営のリサイクルショップがたくさんあります。大半の店が、新聞、段ボール、プラスチック類を引き取ります。ご近所のショップを開拓して、利用されるといいでしょう。 我が家では、ドライヴァーに持って行ってもらい、受け取ったお金はドライヴァーにチップとして渡しています。

【引き取り価格の一例】(キロ)


◎新聞紙:10ルピー 

◎段ボール:7ルピー 

◎プラスチックバッグ:10ルピー

◎ペットボトルなど:10ルピー

◎ボトル1本1ルピー

(キングフィッシャー緑のみ)


ゴミの引き取り価格は、BBMPのセンターを含め、どこもほぼ同じ

④オンラインでのゴミ回収サーヴィスを利用


最近では、オンラインでオーダーすれば、リサイクルゴミを回収してくれるサーヴィスなども開始されています。家電やコンピュータ機器などのEウエイストを収集してくれるところもあり便利です。企業向けサーヴィスのみというところもありますが、以下、参考までに紹介しておきます。

⑤生ゴミは庭やバルコニーで堆肥に


生ゴミについては、庭やバルコニーがある方は、自宅で堆肥を作ることをお勧めします。先ほどゴミ処理ツアーのところで触れたデイリー・ダンプの素焼きコンポストがお勧めです。我が家では生ゴミは100%自宅で堆肥にしています。大量の生ゴミが、ポットの中で変容し、少量の質の高い堆肥に生まれ変わります。堆肥は、庭の花や植物を育てるのに使います。


また空き缶やボトル、プラスチック・バッグなども洗って保存、古新聞と共に、月に一度、リサイクルショップへ持ち込んでいることから、我が家では外に出すゴミが非常に少ないです。

⑥「ゴミを減らす暮らし」を実践。サステナブルな暮らし


ゴミ処理施設が完備された先進国からきた我々は、「分別すればいい」という考えに陥りがちですが、ゴミ焼却ひとつをとっても、地球上のエネルギーを浪費しています。ゴミの分別を徹底するのはもちろんですが、「ゴミを減らす暮らし」を意識することが大切だと思われます。


住んでいる国を問わず、なるたけ環境に負担のかからないものを使用し、サステナブルなライフスタイルを意識したいものです。エコバッグを携行するのも、簡単にできることの一つです。

⑦賞味期限切れ食品を貯め込まない。日本製の危険ゴミは日本へ持ち帰る。


立つ鳥あとを濁さず。駐在員を始めとする我々外国人居住者は、帰任時に、大量のゴミを捨てて帰らないようにしたいものです。たとえば日頃から、賞味期限切れの食品などを貯め込まないというのもポイントでしょう。破棄する場合は、開封し分別してください。また日本語を読めない使用人に日本の加工食品を託すのも、望まれない限り避けるべきでしょう。洗剤や殺虫剤、薬品などの「危険ゴミ」は、 帰任の際、そのまま日本へ送り返しましょう。先ほどの酒樽の例もそうですが、日本語しか書かれていない商品は、内容物を確認することもできませんから、正しく処分されません。

⑧利用可能な不用品は慈善団体へ寄付


コンディションのよい不用品は、慈善団体へ寄付することをお勧めします。衣類や玩具などは、洗濯されているものや、不具合を補整されたものを託すのがマナーです。寄付先については、お問い合わせをいただければ、適切な団体をお知らせいたします。muse.india@me.com (坂田)

⑨街の美化活動に参加してみる


そして最後に。インドでは数年前より、過去の因習に囚われない若い世代を中心に、街の美化運動が始まっています。たとえば、ここバンガロール拠点のアグリー・インディアンというグループは、街角にゴミが捨てられにくくなるよう、壁や橋脚に色を塗ったり、絵を描いたりして、明るく清潔な環境を育んでいます。


サイトに登録しておけば、最寄りエリアでの活動日直前にメールが送られ、現地集合で作業をします。知らない者同士が、黙々と作業をし、街をきれいにしていく経験は、清々しい達成感を与えてくれます。我々日本人も、 できるところから、動きだしましょう。

2009年にバンガロール在住のインド人女性によって創設。コンポスト製品などの販売をはじめ、ゴミのリサイクル、処理に関するサーヴィス、啓蒙活動などを行っている。インディラナガールに店舗がある。

2010年に、自称「Ugly Indian」が活動開始。市民有志と美化活動を実施。最近では、BBMPと協調しての、橋脚ペイントなどの活動も積極的に行っている。