工夫次第でヘルシーな食卓が実現。料理の腕前を上げる好機


インドでは、新鮮な野菜や果物、穀物、豆類、スパイスなどが廉価で購入できる。また地域によっては鶏肉、豚肉、マトン、牛肉などを扱う専門店がある。


魚介類に関しては、日本のそれに比べると雲泥の差だが、贅沢を言わなければ、ある。ポムフレット(マナガツオ)やインディアン・サーモン、キングフィッシュ、イカ、エビなどは、我が家の食卓にもよくのぼる。


最近では「加工食品」「インスタント食品」が急増中。しかしインドでは元来、各家庭の主婦が、季節や家族の体調に合ったスパイスを選んで調理。薬膳のような料理を作り、その日のうちに食してしまうのが伝統である。「カレーは翌日がおいしい」などというのは、あくまでも日本の話。


外食のインド料理は、油脂が濃厚で胃に重いものが多いが、家庭料理はその限りではない。これを機に、インド各地の家庭料理を学ぶのもいいだろう。

昨今のインドでは、高濃度の農薬が取沙汰されている一方、都市部を中心に安全な食材を扱う店やオーガニック食品専門店などが増え始めている。購入先を選定すれば、特に問題はない。


また「口に合う物がなければ自分で作る」というのも、インド生活の醍醐味。豊富で廉価な小麦粉を利用して、うどんの麺や餃子の皮を作ったり、パンや菓子を焼いたりするのも楽しい。工夫次第で、いくらでも豊かで健康的な食卓を演出できる。


よほど料理が嫌いだ、やりたくない、という人を除いては、料理の腕前を上げるチャンスだと思われる。




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インドで暮らすにあたってのご提案 09